[新米産業医向け]今さら聞けない企業で使われる5つの常識用語

産業医を始めたばかりですと、社員さんと話をすることになりますが、その中で「ん?」と聞きなれない用語が飛び出すことが結構あります。一般の方々がカンファレンスに出席しても、同様でしょうが、医師が企業に飛び込むと、概してそのようなことが起こりえます。

そこで、今回は「今さら聞けない企業で使われる常識用語」についてまとめてみたいと思います。それこそ「バカにするな」と思われそうな用語も含まれていますが、一つや二つ、ご参考になれば幸いです。

フレックスタイム制/スーパーフレックス

「フレックスタイム制」とは、社員自身が日々の労働時間の長さ、あるいは始業及び終業の時刻を決められる制度です。たとえば、「本来、17時まで就業だけど今日は16時で上がろう」といった場合、翌日に1時間残業すれば穴埋めすることができます。要は、月あたりの所定労働時間を満たしていれば、足りない日があってもOK、ということです。

また、始業時刻もある程度自由ではありますが、ただいくらなんでも「14時開始、22時就業が連日」なんてことはあまりなく、一般的には、1日の労働時間帯の中で、労働者が必ず労働しなければならない時間帯「コアタイム」が存在(たとえば、午前10時から15時までは勤務する必要があるなど)するのが通常です。

ですが、この「コアタイム」すらないのがスーパーフレックスタイム制と言います。とくに時間的に不規則になりやすい営業職の方に導入されている企業もあります。

36(さぶろく)協定

労働基準法第36条に基づく内容であるため、「36(さぶろく)協定」と言われます。

日本の法令において、法定労働時間を超える労働である時間外労働が許されるのは(災害その他避けることができない事由を除いては)、「労使協定を書面で締結し、これを行政官庁(所轄労働基準監督署長)に届け出た場合」となっております。

つまりは、あくまで「時間外・休日労働は本来臨時的なもの」であり、必要最小限にとどめられるべきもの、という考えに基づいています。

ちなみに、「時間外勤務 45時間まで」というのは、「限度時間基準」で決められているものです(働基準法36条1項の協定で定める労働時間の延長の限度等に関する基準)。いくら36協定が結ばれていようとも、この限度を守るようにしなければならない、ということですね(実際は超えるケースも多々ありますが)。

勤務間インターバル規制

「勤務終了時から翌日の始業までの時間」を、一定時間空けなければならない、という規制のことです。たとえば、23時に終業して、インターバルが11時間である場合、少なくとも翌日10時までは出社しないようにする、ということになります。

海外とのやりとりが多かったり、営業部門であったりすると、時間が不規則になりがちですので、そうした場合は一定時間休息をとるのに効果があると考えられます。KDDI、三菱重工業、NECなどが採用しています。

ただ一方で、「期限に間に合わない」と、仕事を持ち帰ってするといったことをしてしまう社員も出る可能性があるため、そうした点には注意が必要ですね。

OJT / OFFJT

OJTとは、「On The Job Training」の略です。日常の業務につきながら、教育訓練を行うということです。具体的には、職場の上司や先輩が、部下や後輩に対し具体的な仕事・課題を与えて、その仕事を通して、知識や技術などを習得させるということですね。ちょうど研修医と指導医の関係性のような感じでしょうか。

一方、日常の業務から一時的に離れ、教育訓練を行うことを、OFFJTと言います。具体的には、教育訓練施設、教育訓練機関などで行われる訓練です。

メンター

メンターとは、「相談相手」「助言者」などと訳されます。新入社員や、異動後間もない方など、業務について不慣れな方に対し、職務上の相談、場合によっては個人的な内容も気軽に相談できる相手のことを言います。

イメージとしては、「頼れる先輩社員」と言った感じでしょうか。直属上司がメンターとして存在するケースも多いです。なお、アメリカでは直属の上司にあたるコーチ、上位の役職で部下をバックアップするスポンサー、さらに「メンター役の上司」が置かれるケースが多いそうです。

以上です。
産業医になると、環境もそうですが、人事の社員さんとの関わり合いが多くなり、そこで飛び出す用語に戸惑うこともあります。「当たり前のことでしょ」というご様子で話されているので、「それ、なんですか?」と私も訊けず、あとでこっそりと調べたりしてました(笑)

最初は戸惑うかもしれませんが、慣れるものです。逆に、ニュースに日ごろから触れていて、こうした人事労務的なキーワードがスッと頭に入るようでしたら、産業医の適正があるのではないでしょうか。ご興味がおありでしたら、、「リクルート ドクターズキャリア」などの転職支援会社のエージェントさんにご相談してみてはいかがでしょうか。


医師の転職支援会社でリクルートとエムスリーをオススメする理由

私は初期研修を終了後、同じ施設で内科医として後期研修医となりました。後期研修4年目、業務によるストレスで不眠症状が悪化するようになり、体調を崩すようになってしまいました。体調不良に加え、医長との関係性悪化もあって退職しています。

数ヶ月のバイト医生活を挟んで、企業の常勤産業医となり、その後も産業医として転職を2回経験しています。

転職1回目:内科医→常勤産業医1社目(リクルートドクターズキャリアの紹介)

転職2回目:常勤産業医として2社目(エムスリーキャリア紹介)

転職3回目:常勤産業医として3社目(リクルートドクターズキャリアの紹介)

上記のような流れでの転職ですが、実は2回目の転職の際にもリクルートドクターズキャリアに相談しており、お断りしてしまいましたが、こちらでご紹介いただいた求人も内定を頂きました(逆に、3回目の転職時は、エムスリーキャリアの紹介求人でも内定を頂いております)。

私は転職する際、「リクルートドクターズキャリア」に相談して転職活動を開始しています。

その理由としては、希望に沿った求人をレスポンス早く用意してくださる点や、むやみに急かしたりするようなことがない点、転職エージェントが相談しやすいという点などが挙げられると思います。

実際、あまり希望の求人がない際にもゴリ押しで勧めてくることもなく、私のペースに合わせてくれました。また、問い合わせた際には迅速に対応してくれるところも、まさにリクルートドクターズキャリアは「頼れるパートナー」という存在でした。

私が他に利用させていただいた転職支援会社は、「エムスリーキャリア」です。

2回目の転職の際、実は求人先から私は条件から外れていたのですが、「エムスリーキャリア」の転職エージェントが交渉してくださり、面談を受けることができるようになりました。結果、内定をいただくことができたという経緯もあり、やはり頼れる存在です。

もしまた転職をせざるを得ないということがありましたら、私は恐らく、

リクルートドクターズキャリア

エムスリーキャリア

に相談すると思います。もし転職支援会社選びに迷われていらっしゃるようでしたら、自信を持ってこの2社をオススメしたいと思います。