「後期研修」の施設選びで失敗したらドロッポにならずに「リスタート」しましょう

初期も後期であっても、研修で「失敗したなぁ…」と思われた先生方も少なくないのではないでしょうか。研修内容、あるいは人間関係など、全てに満足できる施設などというのはないでしょうが、それでも大きな不満を抱えていらっしゃる方は少なからずいらっしゃるはずです。

私も後期研修を始め、最初の内は「我慢、じきに慣れるはず」と思って目をつむっていました。ですが、我慢にも限度というものがあります。次第にイライラしてきて、診療にも影響していきました。

その後は、上級医にも「悪評」が伝わり、結果、お説教を受けるといったことになり、最終的にはその上級医を恨むようになって、関係性は悪化。もうこうなってきますと、その職場にも居づらくて仕方なくなってきます。

こうなってくると、もはや「転職」「退職」の二択しか見えなくなってきます。私の場合は、とりあえず転職支援会社に登録し、転職という道を選びました。先輩の「産業医という道もあって…」という話を聞いており、それが強く印象に残っていたんでしょう、産業医への転職(まだ当時、30代になったばかりです)しました。

ただ、振り返ってみると、「後期研修医を続ける」という選択肢もあったと思われます。もちろん、同じ職場に留まり続けるということは無理でしょうけども、新たな研修先に移り、「リスタート」することもできたのではないか、ということです。

後期研修医だった当時、上司の「君は臨床医に向いていない」という言葉を浴びせられた私は、完全に自信を失っていました。結果、別の道を歩むことにしました。ですが、たった一人の言葉を真に受ける必要などなかったのではないか、もう少し(後期研修終了まで)、続けていてもよかったのではないか、とも今になって思います。

同じような境遇にあられる先生方も、あまり周囲の言葉を鵜呑みにし過ぎないことをお勧めしたいです。その職場に居づらくなったら、そこでの反省を活かしつつ転職し、別の職場でリスタートすればいいだけです。ただ、ストレスに押しつぶされている状況ですと、そうしたことに思い至らないんですよね。

また、傷ついたことも決して無駄にはなりません。私も当時の経験が、同じような境遇にある社員さんたちの心情理解に役立っていると思います。また、臨床医を続けていても、きっと落ち込んでいる後輩たちに声をかける上で役立つと思います。

後期研修施設については、「民間医局」のレジナビなどに詳しく掲載されています。

もし施設選びで迷ったら、こちらのキャリアエージェントに御相談いただくとよろしいかと思います。ぜひ、ドロッポまっしぐら、もしくは「まるっきり違う道に進もう」とお考えでしたら、一度立ち止まって、「リスタート」はできないかお考えいただくのもよろしいかと思います。

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