日経メディカルに、「勤務先からの給与20年目に給与1500万円が目安?」という記事が掲載されていました。転職の際、経験年数に対する市場価値というのは、とても気になるところです。
その点、この記事はぜひ参考にしていただきたいと思います。
アンケートとしては、
・回答者数は3093人
・回答者から「院長・理事長」を除いて、勤務医2871人を集計対象
としているようです。
結果、勤務先のみで
・初期研修医: 600万円未満
・後期研修を終えた6~10年目: 半数が1000万円超
・16~25年目: 1400万~1600万円が最多。
・50歳を超える26~30年目: 1400万~1600万円が最多だが、19.1%が勤務先だけで2000万円以上
となっています。
やはり外科系の先生であったり、当直・オンコールの回数が多い場合は、高額となりやすいようです。また、大学病院ではかなり給料は低くなってしまうようですね。
全体の平均が1,500万円程度であり、一つの目安と考えると、この年収をどの年数で超えるかというのがポイントと考えられます。
できることならば、「20年目に1,500万円」を目指したいところではないでしょうか。もちろん、診療科にもよると思いますが、一応の目安を意識すると、転職での交渉がスムーズにいくと思われます。