昨今、儲かっている病院と赤字続きの病院に二極化してきつつある状況のようです。コロナ禍でさらに赤字病院には拍車がかかり、「このままだと廃院の危機…」ということもありそうです。
では、この高収益病院と赤字病院をどう見分けるかということですが、赤字病院には「赤字病院に2つの共通項、再生へのアプローチは:日経メディカル」によりますと、2つの特徴があるそうです。
その2つの特徴としては、
・患者さんの数に対して職員数が多過ぎる。
・入院患者さんの疾病構成と病棟の編成(算定している入院基本料)が合っていない。
といったものだそうです。全日本病院機構の調査によりますと、 病床100床あたりの平均職員数は179.3人だそうですので、たとえば面接の場で「貴院の病床数と、職員人数はどれほどでしょうか?」と質問すれば、「職員数が多いな」といったことが分かると思います。
また、疾病構成と病棟の編成に関しては、病棟の編成、入院患者の疾患で多いものについて見学ついでに教えてもらえれば大体、掴めそうですね。
今後は、やはり「儲かっている病院」ではないと給与の上積みはなかなか期待できなそうです。ですので、高収益病院か否か、あらかじめリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアといった転職支援会社の転職エージェントにご相談いただいてはいかがでしょうか。