医師の転職において、本人の適性だけでなく「経験・知識・スキルの自己評価」も重要だと思う理由

私が現在、勤務している企業は、かなり自由にやらせてもらえていると思います。また、すでにルールやマニュアルが決まっているというところではなく、「一から話し合って決めていく」ということが多いため、自分なりに色々と調べたり、アイデア出しを積極的に行うといったことが楽しいと思っています。

これは「ガチガチにやることを決められてしまう」ということが向いてはいないという、私の適性もありますし、あとはある程度、産業医として知識や経験というものが蓄積してきたということもあると思います。

もし私が一社目、二社目の段階で現在の企業に入職していたら、「周りに産業医や保健師がいなくて、相談相手もいない」ということは非常に心細かったのではないかと思います。だからこそ、「三社目の今」だからこそ自分に合っていると感じているのではないか
と思います。

ですので、もし転職してみて「ミスマッチだった」としたら、それは適性だけのせいではなく、「知識・経験が伴っていないから」という可能性もあります。

だから、その職場に合わなかったというだけで、「この仕事に向いていない」と思ってしまうのではなく、「この職場に自分は合わなかった。もし別のタイミングで入職していたら違ったかもしれないな」ぐらいに捉えておくとよろしいのではないでしょうか。

もし自分に合っていない、ということでしたら、適性を疑う前に「経験・知識・スキルの自己評価」を行ってみる方がよろしいかと思います。その上で、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアの転職エージェントに相談してみて、自分に合った求人を紹介してもらってはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました