私の妻はスタバ好きで、まるで魔法の呪文の言葉のようにやたらとトッピングしています。スタバに言っても「アイスコーヒー、トール」としか言わない私ですが、そのトッピングやカスタマイズをしている妻を見ていると、「なんだか楽しそうにしてるな」と思う次第です。
「産業医の仕事」と一口に言っても、実はこうした「トッピングの妙」というものがあるように思います。そもそも常勤産業医して働くと言っても、企業によってはそもそも「求められる仕事の量やレベル」は変わるわけですし、また診療所併設をしているか否かで、外来診療の業務をするかしないか、というところも変わってきます。
あるいは、クリニックに在籍して産業医業務をしつつ、外来や健診業務を担当するというケースもあります。他にも、生命保険会社で社医+産業医として働くということもあったりと、産業医の業務の割合、そして「トッピングするほかの業務」の種類の選び方、はたまた「週何日働くか」といったことも決められるので、思いの外「産業医って、色んな働き方があるよな」と思ったりもします。
健診+産業医の求人例
今回はそんな中で、「健診業務」を行いつつ産業医として働くという求人が出ていたので、ご紹介したいと思います。
東京都港区の健診・人間ドックを請け負っているクリニックの求人であり、「業務のほとんどが産業医業務」というところのようです。現在法人で契約している企業は250～300社程度とのことで、この提携先と常勤・非常勤医師がそれぞれ担当しているとのことのようです(今回の求人は常勤)。
気になる勤務条件としては、
・勤務日数：週5日(4日相談可)
・勤務時間 8:30～17:00
・年収 1,200万円～
・社会保険 加入可
となっているようです。嘱託産業医をしつつ、健診業務も担う、ということのようですが、「産業医メイン」ということなので、割合を気にされている方はぜひ面接などで確認をしたいところですね。
少し朝は早めですが、その分、早く上がれるところも良いですね。なお、自宅の所在地も考慮して担当企業は決定されるということなので、遠方の企業訪問も多くて「しんどい…」ということはあまりないのでは、と思われます。
他業務との組み合わせのメリット
今回は、健診業務も担う産業医求人のご紹介でした。臨床業務も併せて続けていきたい、産業医業務も行いたい、というご希望のドクターもいらっしゃるとは思います。
基本的に、「産業医専門」という求人よりも、やはり外来診療や健診業務などが加わった求人の方が年収は高めになる傾向にあります。その点もメリットとしてご検討されてはいかがでしょうか。
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