【産業医の転職】求人票に書いてあると嬉しい情報や問い合わせすべき情報とは

求人票を記載するには、産業医の求人であれば企業側へ「聞き取り」を行って情報を引き出す必要があるのだと思います。ですので、それぞれの求人紹介会社の求人票を見れば「産業医という仕事への理解度」が垣間見えてきます(もちろん、企業側からあんまり詳しい情報はNGとされているケースもあるでしょうけども)。

その点、民間医局[PR]の求人票を見ますと、「なるほど、入職したあとの様子がよく分かるな」という、具体的かつ詳細な内容になっているように感じます。

たとえばですが、今回、同社に掲載されている大阪府大阪市の産業医求人を例にとってみますと、以下のような内容となっています。

求人票の具体例

求人票に掲載されている内容として、まず基本的な

・勤務地:大阪府大阪市都島区
・路線:大阪メトロ長堀鶴見緑地線
・給与:900万円~1,200万円(キャリアによる)
・勤務日数 週5日勤務
・休暇、研究日 9:30~18:00
・経験:産業医未経験者尚可、産業医未経験でも可

などが記載されています。それ以外にも、「勤務内容詳細」では、

・大阪を中心に、近畿2府4県の当該企業及びグループ企業社員に対する産業医業務
・受け持ち社員数1,500~3,000名程度
・併設診療所もございません

さらには、「備考」には組織構成も記載されています。

・総勢40名の組織です
・関西エリア担当産業医8名で、30代前半~50代後半の先生がいらっしゃり、非常にバランスの取れた環境です。
・求める人物像:社員の健康増進に尽力できる方、週5日勤務可能な方、出張可能な方

こうした、おそらく問い合わせをしたときに質問が多いと想定されるところもしっかりと記載しています(給与のところで「医師年数10年でいくら」などモデルケースがあると文句ないところですが、求人紹介会社に問い合わせをすればおおよそで教えてくれるかもしれませんね)。

求人の精査段階で見るべき点

この求人票を見るだけで「なるほど、こういう求人なのね」と分かるのが凄いところだな、と思いました。

裏を返せば、他の求人での問い合わせについても、

・担当する関連会社や子会社数→訪問や出張回数の目安
・(複数産業医がいる企業では)受け持ちの社員数→面談数、健診判定業務数の目安
・併設診療所の有無、診療所があるなら受け持ちのコマ数
・複数産業医がいるならば、その年齢(自分と離れ過ぎていないか、など)
・社会保険加入の有無(週3日勤務などだと、社会保険加入ができないこともある)

などがわかっていると応募しやすいと思いますので、問い合わせの際には質問をしておくとよろしいもしれませんね。

以上です。
もし上記大阪の産業医求人にご興味がありましたら、民間医局[PR]にご登録いただき、求人番号「25-JZ301857」でお問い合わせいただければと思います。

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