1) 議決権行使書やインターネットによる議決権行使への誘導
2) 株主総会の短時間化
3) 感染リスクの低減のための諸施策
・株主総会の会場となる施設の保健衛生面を確認する:ドアノブ、座席、マイク等の衛生チェック。空調・換気の確認等を行う。さらに座席の配置方法も、通常よりも間隔を開けて設置する。株主の発言用マイクについては、手渡しをすることが予定されるハンドマイクではなくスタンドマイクとする。
・多くの株主と対面で会話をすることになる株主総会の受付担当者、会場担当者は、マスク等の保護具を装着し、感染防止策を講じることが良い。登壇役員についてもマスク等を装着することが望ましい。
・株主総会会場の入口において、検温を求めたり、アルコール消毒剤等を設置し、出席株主に利用を勧め、また、マスクを提供する。
・総会場の入口付近に「発熱あるいは健康状態が思わしくない株主はお申し出下さい」との掲示をし、担当者も、口頭で呼びかける。流行状況によっては、入場にあたり検温を行うことも検討する。
・健康状態が思わしくない株主については別室での参加を案内する。
・質疑の際、株主はマイクを共用することになるので、質問の際にはマスクを外さないよう要請するとともに、念のため質問の都度、マイクを消毒液で拭く。ハンドマイクを用いる場合は持ち手部分も消毒する。
・株主総会の終了後、退場者による混雑を回避する措置を講じる。座席のエリアを指定して順次退場を求めるなど、議長および会場案内等で積極的に呼びかけるなどを検討する。
4) ハイブリッド参加型バーチャル株主総会の導入:株主総会に出席しない株主へのサービスとして、株主総会の様子を中継・配信する。
新型コロナウイルス情報 企業と個人に求められる対策 株主総会運営上の対策と法的留意点
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