日経メディカルに「ゾフルーザを処方した医師は9.1%」という記事が掲載されていました。
今年3月に発売された新規抗インフルエンザウイルス薬ですが、名前を聞く機会は多かったですが、実際に処方されているのは上記タイトルのごとく、10%未満だったそうです。
使用してみた感想として、
・イナビルのような二相性発熱はなかった。
・速やかに解熱する印象
ということが複数掲載されていました。薬価が高いということを除けば、一回内服で済むということもあり、患者さんの満足度は高い薬となりうるのではないでしょうか。
一方で、記事内でも指摘されていましたが、十分な安全性が確認されているかと言えば、少し疑問に思うところですので、ちょっと躊躇ってしまうところがあるのはたしかですね。
ただ、来シーズンからは使ってみよう、という先生方も結構いらっしゃるようなので、次第に処方されることも増えていくんでしょうね。