産業医転職では「入職時期のトラブル」が内定取り消しの原因にもなるのでご注意を

複数人いる産業医の内の1人が、退職することとなりました。そのため、人事担当者は雇い入れを行うため、転職支援サービス会社に依頼していました。

5人程度の求人者の情報が届き、書類審査および1回目の面談で2人にまで絞られ、2回目の面談で1人に決定・内定が出ました。人事も「やれやれ」とほっと肩をなでおろしたところ、その内定者が「3月いっぱいまで現職を辞められない」と言い出したからさぁ大変。

実のところ、その内定者は最終面接で「2月には入職できる」と言っていたのです。その言葉を信じていたため、人事も慌ててしまい、「それでは困る。引継ぎのこともあり、2月中に入職してもらわないと…」と転職支援サービス会社に連絡をしていましたが、内定者は「3月いっぱいまで無理」と再返答してきました。

結局、その内定は取り消しとなり、最終面接に残ったもう一人に内定が出て、入職してもらうことになりました。内定者は「1ヶ月くらい、入職を延ばしてもらえるだろう」と思っていたのかもしれませんが、企業においてそうはいきません。

「前の職場を辞める」というのは、契約打ち切りでない限り、結構大変であったりしますが、それでも面接の場で行った発言は守らなければなりません。「入職時期のトラブル」はできるだけ起こらないようにしたいものですね。

もし困ってしまった場合、転職支援サービス会社のキャリアエージェントに御相談されることをお勧めします。

リクルート ドクターズキャリア

エムスリーキャリア

医師転職ドットコム

などの大手であれば、こうしたトラブルにも対処する、もしくは未然に防ぐことに慣れていると思われますので、ぜひこうした企業のサービスを受けられることをお勧めしたいと思います。

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