産業医になるには

産業医のメリット・デメリット

臨床医から産業医への転職-認定産業医ではなく労働衛生コンサルタント資格で「産業医になる」ことのメリット・デメリット

産業医として働くには、医師であることの資格だけではなく、労働安全衛生規則第14条の2で定める以下の要件のいずれかを満たさなければなりません。1) 労働者の健康管理等を行うのに必要な医学に関する知識についての研修であって厚生労働大臣の指定する...
産業医マニュアル

スマホは嘘をつかない-産業医の復職面談で「歩数記録」を私が見せてもらう理由

産業医として、休職していた方の復職可否判定を行う面談を行う機会は多いわけですが、そこで「日中の活動量」を知りたいと思うことが結構あります。通勤・勤務はやはり体力を使うわけであり、休職して自宅療養をしていた方ですと、かなりハードに感じることも...
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専攻医をドロップアウトして産業医になる上で意識したい「リスク軽減」するための3つのポイント

専攻医をドロップアウトする=若手の内に専門医資格取得を断念する、とここではお考えいただければと思います。私自身も、内科系の後期研修半ばでドロップアウトし、専門医資格を取得できずに産業医となりました。そうなりますと、やはり「臨床医を安定的に続...
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専攻医が「こっそり産業医への転職活動」をするための3つのポイント

私は後期研修医の時に転職活動を行い、まずは療養型病院への転職を試みつつも、内定辞退で思いとどまりました。そして次に産業医への転職を試みました。結果、産業医には退職後に転職することとなりましたが、実感としては「勤務しつつ転職活動は可能ではない...
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高齢者を採用する際に人事がこっそりチェックしている3つのポイント

私が勤務する企業は、定年を迎えた方々を新たに迎えていたりします。つまりは、60歳以上で雇入れを行っていることが多く、70代の方も働いていらっしゃることも多いです。ただ、高齢者となりますと「実際に元気に働けるのか」「元々の持病で働けないという...
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医師も「逃げ道がない」ことで途端に精神的に追い込まれると思う理由

産業医として面談を行っていて思うことですが、30代~40代前半のメンタル不調の社員さんと話をすると、「休むぐらいだったら転職します」と言う方が一定数いらっしゃいます。休職することでのキャリア上のデメリットと、転職とを天秤にかけた上での発言だ...
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産業医が企業から相談を受けた時も「早いレスポンス」を心がけるべき理由

産業医にとって、社員から「相談を受ける」ということはとても大事なことです。というのも、産業医というのは社員にとって言わば「医学分野のスペシャリスト」(実際のところ私を含めて「ある程度の臨床経験を経て、今は産業医をやっている」程度の人が多いで...
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勤務医から産業医になって「プライベートな時間」が増えた時に気をつけたいこと

勤務医から産業医になると、ほとんどの方が「プライベートな時間」が増えることになるのではないでしょうか。私自身、定時後の長時間カンファレンスもなくなりましたし、当直・オンコール・時間外の問い合わせや呼び出しもなくなりました。結果、「土日祝日は...
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産業医として勤務している会社に「時間外勤務の賃金請求」をしたら文句を言われた話

私は会社に始業時間より早めに入って、朝食をとりつつ業務の準備をすることが多いです。それは普段、勤務時間に含めていないのですが、急遽面談や相談業務を社員さんから依頼されることがありました。そのため、その時間を「時間外勤務」として賃金請求をした...
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【産業医面談】監査部に異動して「潰れた社員」と「活き活きとした社員」の違い

監査室に異動した40代のAさんと、少し遅れて異動してきた30代のBさんがいました。ともに前の部署でメンタル不調により休職し、監査室で復職という形となりました。私が産業医としてAさん、Bさん、ともに休職および復職に関与しており、復職後も面談を...