高齢者を採用する際に人事がこっそりチェックしている3つのポイント

私が勤務する企業は、定年を迎えた方々を新たに迎えていたりします。つまりは、60歳以上で雇入れを行っていることが多く、70代の方も働いていらっしゃることも多いです。

ただ、高齢者となりますと「実際に元気に働けるのか」「元々の持病で働けないということはないのか」ということが重要で、採用面接を行う人事側はかなり神経質になっているようです。実際、「このような持病の方が入職を希望されていますが、ご意見をいただけますか?」と相談されることもあります。

そのような採用面接で、人事側が表立って質問をするわけでなく、「こっそりチェックしている」ことがあるとのことでしたので、その点について今回の記事では書いてみたいと思います。

あえて「Zoom」で一次面接を行う理由

採用面接は、「書類選考→一次面接→二次面接」と進みますが、その一次面接をあえて「Zoomで」行っているそうです。

「コロナ禍で」といった建前もありますが、「スマホを使うことができるか?」「Zoomでの面談ができるのか?」という対応力を見ていることもあるそうです。

実際、職場ではスマホが貸与されて連絡をとってもらう必要があり、「Zoomで面談できるか」というのは重要なチェックポイントとのこと。つまりは、「Zoomでの面談?それはできませんね」「スマホ、持ってません」ということですと、その時点でかなり採用の確率は下がってしまうようです。

Zoomに映る部屋が荒れている

Zoomで、背景の部屋の様子が映ることもあったりしますが、そこで「部屋が荒れている」ようでありますと、「これは…生活が荒れているのでは?」と思うとのことです。

背景を変えたり、ぼかしを入れたりすることもできるので、それでは判別できないという方もおられるそうですが、「部屋が荒れている」というのはマイナスの印象を抱かれるそうです。

この点、採用側は目ざとくチェックしたりするそうですので、部屋が雑然としていて汚れているようでしたら、しっかり片付けたり対策をとっておくことが必要かと思われます。

歩行のチェック

二次面接になりますと、実際に会社へ来てもらうことになります。この時点で、「足腰はしっかりしているか」というところを見るとのことでした。

会社にやってくる際・面談後に帰る際、そこでの歩行の様子をチェックし、「あ、ちゃんと歩けているな」ということを見ているとのことでした。

この時点で、「膝や腰を痛がって歩行が辛そう」といったことがありますと、「大丈夫かな?」と心配になるということのようです。

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