村上文春

その他

高齢者の脱水+活性化ビタミンD製剤は「高カルシウム血症→急性腎障害」をきたす可能性があり要注意!

『日本医事新報』の2018年9月1日号(No 4923)に、活性化ビタミンD製剤を処方する上での留意点が掲載されていました。 腎臓内科の医師が、整形外科の医師へのお願いという形で書かれた記事であり、脱水になりやすい高齢者(特に、体調が悪く食...
その他

男性の軽症うつ病には「胸を張った姿勢+筋トレ」が有効

Medical Tribune 2018年9月6日号に掲載されていた、第15回日本うつ病学会の内容を伝えた「テストステロン補充療法 軽症うつ病に有効」という記事が掲載されていました。 テストステロン値 350 ng/dl未満の気分変調症、軽...
産業医マニュアル

ADHDの内服治療薬「メチルフェニデート」「アトモキセチン」の使い分け【非精神科医の産業医向け】

ADHDの内服治療薬としては現在、中枢刺激薬の「メチルフェニデート」(商品名 リタリン、コンサータ)と、非中枢刺激薬の「アトモキセチン」(商品名 ストラテラ)とがあります。 これらの使い分けについてですが、非精神科医ですと、実際に処方するわ...
産業医マニュアル

健診判定で「HDLコレステロール高値」はどう判定すべきか

健診判定で、HDLコレステロール(善玉コレステロール、HDL-C)の場合、受診勧奨をすべきかどうか、悩むことがあります。目安となる数値、基準がはっきりとしておらず、「この数字…たしかに高いけど、どうしようか」と思っていました。 そんな中、慶...
産業医マニュアル

「パワハラの訴え」が続発して人事が機能不全となる日

スポーツ界でのパワハラ問題が盛んにニュースで流れていることや、昨今の風潮もあり、人事、コンプライアンス窓口へパワハラの訴えを行う社員が増えているようです。 私が担当している会社もそのような状態であり、人事部も悲鳴を上げていました。処理が追い...
産業医マニュアル

職場で「嫌われる社員」3つの特徴【産業医マニュアル】

高ストレス者を対象とした面談で、ストレスの要因となる社員についての話をよく聞きます。 「あの人、本当にストレスなんですよ!」と言われる人ですが、結構その特徴は決まっていたりします。 今回は、そんな同僚へ知らない内にストレスを与えている社員の...
その他

あなたのその「クレーム」が誰かを追い詰めているかもしれませんよ

お客様を相手にする仕事をしている以上、ついてまわるのがミスと、それに対するクレームです。 もちろん、ある程度のクレームなら許容範囲でしょうが、中には度が過ぎた無理難題を要求してきたり、何度も謝罪を要求してくるようなケースもあります。 その場...
産業医マニュアル

「死にたい」と言い出した社員への対処法【産業医マニュアル】

高ストレス者面談の中には、不意に「死にたいと思ったことがある」などと言い出す社員がいたりします。 その際、その深刻な顔をしておらず、笑いながら冗談で言うようなケースもあり、そこでどう対処するか、困ることもあります。 その際、「少しお休みした...
産業医マニュアル

「たびたび会社を休む」社員への対処法【産業医マニュアル】

会社をなんだかんだと理由づけして休んでしまう、そんな社員にどう対処したらいいのか、産業医としてもかなり難しい問題です。 というのも、有給を使い切って給料が減ろうが、評価が下がろうが当人はさほど困っておらず、「休みたい時にとにかく休んでしまう...
その他

診療で「大人の風疹」を見逃さないポイント

「大人の風疹」を見逃さないポイントが日経メディカルの「これって風疹? 見逃しを防ぐ診療ポイントとは」という記事が掲載されていました。 まとめますと、 ・風疹の三徴は、発熱、皮疹、リンパ節腫張 ・経過としては、感染8日目あたりからリンパ節腫脹...