インフルエンザワクチンの接種を勧める上で参考になる説明動画【10月・11月・12月向け冬季の安全衛生委員会資料】

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ナビタスクリニックの久住英二先生が、インフルエンザワクチン接種についてYouTube動画をアップされています。

ワクチン接種を勧める上でのポイントが非常によく整理されており、参考にさせていただきました。

今回は、中でもとても参考になったポイントについて抜粋してご紹介させていただきます。

インフルエンザに罹患しやすい子供

・インフルエンザにかかるのは子どもが多く、1~14歳までの子供の層が7割ぐらいを占めている。これは、学校に行ったり、園に行ったり集団生活をしていることが原因。

・本当は学校ごとで集団接種とかをしてくれると、親御さんも助かるし、感染のリスクが大幅に減らせる。

・重症化しやすいのは小児および70歳以上の高齢者。65歳以上の方は公費で接種費用の補助が出る一方、子ども達には国が提供している費用の助成はなく、子供も接種費用の補助が必要。

特にインフルエンザワクチンを受けるべき人

大人の方でワクチンを受けるべき人
・喘息など呼吸器疾患の方

・狭心症や心筋梗塞

・糖尿病の方

・50歳以上の方

・妊娠中もしくは冬の間に妊娠する予定のある方

・免疫力が低下している方(抗がん剤治療中であったり、免疫抑制剤を飲んでいる方)

・リスクが高い方々と同居しているご家族の方

・18歳までのアスピリンを飲んでいる方々(川崎病罹患者)

子供もインフルエンザワクチンを「一回接種」でもいいと考える理由

・米国予防接種諮問委員会(ACIP)のガイドラインによると、6ヶ月以上から8歳の子供で、過去に2回以上ワクチン接種をした、もしくはインフルエンザにかかったことがある場合は1回の接種で良いとされている。9歳以上も一回。

・日本では、13歳までは2回打つことが推奨されているが、実際は2回目を打つ頃にはもうインフルエンザの流行期になっていたり、風邪でなかなか2回目が完遂できないというケースも多い。

・費用の負担からも1回接種の方がリーズナブルで、1回接種も可ではないか。

防腐剤として使用される水銀化合物について

・チメロサールという水銀を使っている化合物=防腐剤で、ワクチンが腐らないようにするためのもの。

・心配する人もいるが、接種1回0.5ccで4μg水銀が含有されている。この量は、例えばさんま一尾を食べても水銀は8 μg含まれている。過剰に気にしなくてもよいのではないか。

インフルエンザワクチンの効果について

・「3ヶ月程度で効果が切れる、遅めに打つべきか?」との質問について。効果は減弱していき、およそ5月頃までに切れる。早めに打って流行しないようにすれば罹患率は減る。むしろ後ずらしにすると流行の規模を大きくしてしまう可能性がある。

・10月、11月にはワクチン接種を受けることをお勧めする。もし3月に受験がある場合は、もう1回受けることも検討することが推奨される。

・ただし、ワクチンは1月の末に余った分は返品してしまう医療機関が多い。よって、2月に接種を受けたいようであれば、1月までにかかりつけの医療機関に申し込んでおくことが勧められる。

…以上です。
とくに子供を中心とした接種についての説明はあまりしてこなかったので、安全衛生委員会などでは、今後、お子さんのいる世帯に向けて取り入れたいと思いました。

また、インフルエンザワクチンの効果はよく訊かれる質問ですね。「ワンシーズンもちますよ。早めに打ちましょう」という説明に加えて、「受験生などは2回打ちも検討しましょう。ただ、2月に打ちたいようであれば、1月末に返品されてしまう可能性があるので、あらかじめかかりつけに予約しておきましょう」といったことを説明するとより丁寧ですね。

防腐剤についてはまだ質問を受けたことがありませんでしたが、気になさる方もおられるようですね。胸部レントゲン写真での被爆を過剰に心配される方への説明のように、こうした具体的な比較があると受け入れられやすいですね。

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