【初心者向け】未経験でも応募可能な「常勤産業医」求人の見分け方

産業医として働いたことがなく「産業医未経験」という場合、「未経験でも応募が可能な求人」というのを探す必要があります。求人によっては、経験がないと応募することができない、あるいは書類選考ですぐ弾かれてしまう、ということがあります。

ただ、そもそも「転職活動自体が初めて」という方の場合、「求人票のどこを見ればいいんだろう?」と思われるかもしれません。そこで今回、「求人票で未経験でも応募OKな求人の見分け方」についてお伝えしたいと思います。

求人票のどこを見る?

さっそく、リクルートドクターズキャリア[PR]の産業医の求人例を見ていただければと思います。

この求人票の中で、「求められる経験・スキル」のところを見ていきますと、「募集資格:医師免許、産業医免許有資格者、経験:経験者優遇・未経験検討可」とあります。

この内容からすると、「経験者に比べてハンデはあるものの、応募は可能である」ということがおわかりかと思います。

「未経験可」かどうか

未経験についての応募条件については、以下のようなグラデーションがあります。

経験不問・産業医資格があれば可 > 経験者優遇・未経験者も検討可/受け入れ可能/相談可、経験者歓迎 > 産業医経験者(のみ)

「経験不問・産業医資格があれば可」の場合は、未経験であろうが産業医の条件を満たせば(認定産業医資格など)問題なく受け入れ可能なところであり、基本的には複数名の産業医が在籍しているところで、「指導が可能なところ」「最初は、仕事を覚えていってもらえればいい」といったイメージと思っていただければと思います。

「経験者優遇・未経験者も検討可/受け入れ可能/相談可、経験者歓迎」といったところですと、産業医が在籍していたとしても1名程度、もしくは他に産業医がおらず「即戦力を求めたい」というところのイメージでしょうか。

「産業医経験者(のみ)」では、製造業などの企業である程度の経験が必要なものであったり、「指導体制が現在のところなくて、受け入れ体制が整っていない」あるいは、「社員数1000人を超えて、初めて産業医を雇う。衛生管理体制をイチから整える必要がある」といったところのイメージです。

条件が書かれていない場合は

上記の中で、未経験であれば、「経験不問・産業医資格があれば可」もしくは「経験者優遇・未経験者も検討可/受け入れ可能/相談可、経験者歓迎」といったところの求人を選択していく必要があります。

ただ、求人票の中には、上記のような「条件」が記載されていないというものがあります。その場合は、やはり求人を掲載しているところへ問い合わせなどをしていく必要があります。

ですが、こうした確認はなかなか時間や手間がかかるもので、まずはリクルートドクターズキャリア[PR]などの求人紹介会社に相談して、「未経験なのですが、これから産業医になりたいと考えています。未経験でも応募可能な常勤産業医の求人を教えていただけますか?」と相談をしておくと、該当する求人をまとめて紹介してもらえます。

なので、最初からそうしていただける方がコスパで考えると断然効率的であると思いますので、おすすめです。

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