現在の勤め先病院をスムーズに退職するための3つの大切な要素「基本となるのは、時間・方法・マニュアル」

現在の勤め先を辞める場合、やはり引き継ぎが重要になります。引き継ぎが十分でないと、辞めた後に電話が掛かってきたり、悪印象を残して去ることになります。

やはり、できることならば「立つ鳥跡を濁さず」で辞めたいものですね。そこで今回は、「スムーズに退職できるための引き継ぎ」に必要な3つの要素について書いてみたいと思います。

まずは、1) 時間 です。時間が十分でないと、なかなか引き継ぎの準備ができないものです。すくなくとも1~2ヶ月は十分に引き継ぎのための時間をとるようにしましょう。その時間から逆算して、入職時期を決めることも重要です。

次に、2) 方法 です。1人に引き継いでもらうとなると、その人が大変な状況に陥ることも考えられます。十分に話し合い、その上で「担当していた患者さん・業務を、複数の要素・相手に分割して引き継ぐ」など、引き継ぎのための方法を考えることが必要です。

最後に、3) マニュアル です。カルテをおざなりに書いていたりすると、混乱すること請け合いです(笑)そのため、しっかりと指示書、サマリーなどを残しておいて、後任の人に分かりやすい”マニュアル”を口頭ではなく書類として残しておきましょう。また、医師に多いですが、読めない象形文字のようなカルテを残しておいてもダメです。できることなら、PCなどで打った方が良いですね。

以上です。
「現在の勤め先が、なかなか辞めさせてくれない」ということもあります。そうした際、「リクルートドクターズキャリア[PR]」などの人材紹介会社に事前に登録・相談しておくと、力になってくれるようです。

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