転職サイトや転職エージェントと上手く付き合っていくための「希望条件を伝える」タイミングの重要さ【医師転職】

医師が転職活動を進めていく上で、転職サイトや転職エージェントは強力な味方となりえます。ですが、その付き合い方を間違ってしまいますと、その効力を十分に発揮してもらえないこともあります。

実際、十分な話し合いの上、意思疎通が行われていませんと、「望まない転職」になってしまう可能性があります。だからこそ、「希望条件を伝える」タイミングは非常に重要だと思っています。

転職エージェントは、クライアントの「希望条件」をもとに求人を選別します。ですので、その希望条件が十分に伝わっているかどうかというのがキーポイントとなります。

では、その希望条件をどう伝えるのかという問題ですが、伝えるべきタイミングとして以下のような時であると思われます。

・初回の面談や電話相談の時

・送られてきた求人に対する感想を伝える時

・採用時面接を終えた際の印象を伝える時

まず、「初回の面談や電話相談の時」は特に大事です。最初に相談する時に「何も考えていなかった、準備していなかった」ではもったいないです。あらかじめ希望条件をある程度まとめておいてから、初回面談・電話相談をするようにしましょう。

ですが、転職エージェントとの面談や電話相談で、「本心の希望条件」が引き出されることもあります。

私は2回目の転職の際、「エムスリーキャリア」に臨床医へ戻る方針で登録しました。

ですが、初回の電話相談で、「実は産業医を続けたい」という本心が転職エージェントによって引き出され、改めて産業医の転職活動を行うことになりました。

次に、「送られてきた求人に対する感想を伝える時」も希望条件のズレを修正するのに良い時です。中には、求人に対してどのような印象を持ったか伝えない方もおられますが、それは非常にもったいないです。

そして、「採用時面接を終えた際の印象を伝える時」にも、「あ、こんな条件もあった方がいい」などと、希望条件が新たに追加されることがあります。ですので、実際に面接を終えた後、感想を求められた際に追加条件を伝えておくこともオススメです。

実際、私は「リクルートドクターズキャリア[PR]」で療養型施設で内科医として入職しようとしていたこともあり、採用時面接を終えた後に、内定をいただいたものの「やっぱり違うな…」と思い直したこともありました。

その後のタイミングで産業医になりたいと伝えたところ、その方針でサポートをしてくださいました。やはり「採用時面接」をきっかけに別の希望条件を望むということもありえますので、そこで改めて意志を伝えるということも重要です。

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