医師が転職して後悔を感じやすい「こんなはずじゃなかった」の落とし穴と対策【医師転職】

転職して「全て大満足」という方は本当に稀で、「あれ?こんなはずじゃなかった…」と思う部分が大なり小なりある方がほとんどではないでしょうか。

転職して後悔を感じやすい部分を大別すると、「業務内容」「待遇」「人間関係」となります。これらの落とし穴の具体例と対策について、今回は書いてみたいと思います。

業務内容のズレ

「専門性の高い診療ができる」と採用時には聞いていたのに、実は「専門外の入院患者や外来診療を行うことが多い」といったことがあります。

大学病院や特定機能病院などでは別でしょうが、一般の病院で言えば、やはり「専門外をある程度は診る必要がある」わけです。こうした部分のズレはやはり後悔を感じやすい部分でしょうね。

対策としては、業務内容まで含めた細かな部分の確認(さすがに専門外をゼロにすることは困難でしょうが)を行い、できることならば雇用契約書に盛り込んでもらうことが望ましと思います。

あるいは、「入職してみたら、期待していた検査もできず、機器も旧式のものばかり…」なんてこともあったりしますので、特に内視鏡検査を行われる先生などはしっかりと見学の時に確認しておく必要があると思います。

待遇のズレ

昇給があるものと思いきや、入職してみて「昇給がない」あるいは、昇給基準が曖昧で納得できない、なんてこともよくあります。

あるいは、「オンコールはなしと聞いていたのに、月に1~2回程度の休日出勤が回ってくる」ということが入職後に明らかにされたなんてこともあります。

こういったことも事前に雇用契約書を交わしておき、昇給の有無、あるいはどのような業務を担うのか、しっかりと確認しておく必要があると思います。逆に言えば、雇用契約書にない業務であれば拒否することもできると思いますし、交渉する余地もでてくると思われます。

人間関係のズレ

これは「当直なし」という条件での入職でよくあることですが、理事長・院長レベルでは承知していても、現場レベルの医師たちが承知していない、知らされていないことで反感を買うといったことがあります。

採用面接では雰囲気がよくても、いざ入職してみたら「ギスギスした雰囲気」あるいは「派閥のようなものがあって溶け込みにくい…」なんてことがあります。この点も、見学の時に実際に病棟や医局などを見せてもらい、空気を感じておくことが必要だと思われます。

以上です。
ただ、対策として「雇用契約書を確認した方がいい」「現場の空気、人間関係をしっかり確認しておいた方がいい」と言われても、なかなか短時間であったり、多忙な中で確認するのは困難です。

そんな時こそ、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェント、コンサルタントに相談することで、入職後の後悔を回避できると思います。まずはご登録の上、相談されてはいかがでしょうか。

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