常勤産業医として勤務するなら「バイト可」の企業がいいと考える理由【医師転職】

私が常勤産業医として勤務した3社は、どこも「バイト可」でなおかつ週3~4日勤務でしたので、内科外来の非常勤バイトが続けられています。

しかしながら、企業の中には他の社員同様「バイト禁止」で、「産業医としての勤務に専念してくださいね」というところもあります。もちろん、他の勤務医と比べてある程度年収は落ちるかもしれませんが、「食うに困るわけでなし」ということで、産業医のみで勤務することも可能でしょう。

ですが、私としては「バイト可」の企業の方が断然いいと思います。もちろん、非常勤・バイトで年収upが可能という側面もありますが、それ以上に「副業である程度の安定を得られるから」という理由が挙げられます。

常勤産業医と言えど、基本的には嘱託契約であり、「1年更新」というところがほとんどです。ですので、「来年から契約更新しないよ」と言われてしまえばそれまでです。

それですぐ次の企業に転職できればいいのですが、「なかなか次が決まらない…」ということもありえるわけです。ですので、そんな時に「非常勤バイトの収入」があるだけでも心強さが全然違います。

産業医という仕事のデメリットとも言える点ですが、「嘱託契約で更新がある」(中には、更新のない正規雇用待遇のところもありますが)ということで、契約終了に備えておくということはやっておいて然るべきだと思います。

また、もし契約終了を言い渡されたら、すぐにリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェントに相談して転職活動に移れるようにしましょう。

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