退職・転職を決めた時、上司(医長・医局長など)に伝えると思いますが、そこで慰留もしくは退職時期の延期などについて話をされることがあります。
後期研修医であった私ですら慰留、それを受け入れなかったところ「それなら、次の異動時期まで待って欲しい」と言われました。ですので、こうした「上司ブロック」は多くの先生方が経験しているのかな、と思われます。
「今までお世話になったし…」と、申し訳ない思いから、あるいは「転職することは本当に正しいことなんだろうか…」という思いから、退職・転職を翻してしまうこともあると思います。
では、こうした「上司ブロック」に対してどのように対処すべきかということですが、大事なのは
・話をするまでの心構え
・粘り強く、理解を求める態度
・喧嘩別れは得策ではない。
といったことだと思います。まずは、「話をするまでの心構え」ですが、これは反対されることを覚悟して話し合いに臨めているかどうかという決意、意思の問題だと思います。そうした決意なり意思ができていないまま話し合いにそもそも臨むべきではないということです。
次に、「粘り強く、理解を求める態度」ですが、話し合いにおいての態度、姿勢はこれに尽きます。決意は変わらず、転職・退職することについて話を続けることが必要です。
最後に、「喧嘩別れは得策ではない」ということですが、特に現職場で不満を溜めて転職・退職する場合に多いですが、ついつい不満をぶつけてしまったり、あるいは怒りを爆発させてしまうことがありますが、やはりそれは避けるべきだと思います。できるだけ冷静に、穏便に話し合いを行うようにしましょう。
以上です。
そもそも転職活動にあたって、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどに相談しておりますと、こうした退職・転職・退局についてアドバイスをもらうこともできます。これから転職活動を、ということでしたら、あらかじめ相談してしてみてはいかがでしょうか。