転職をする際に「自己分析」はしても、行き過ぎた「反省」はするべきではない理由【医師転職】

私自身、転職を3回繰り返しておりますが、それぞれの職場で上手くいかなかった理由として「協調性のなさ」「コミュニケーション能力の低さ」「自分のペースで働けないことに強いストレスを感じる」などが挙げられます。

個々の事情は職場ごとに異なっていますが、大体は同様の理由で退職に至っていると思います。産業医になってから、上席にも指摘されていますので、自己分析どころか客観的に見てもそうなのだと思います。

こうした自己分析を踏まえて、「さて転職、どうするか」ということになるわけですが、方法としては大別して「1) 反省して、自らを変える」「2) そんな特性をもつ自分でも働ける場所を探す」ということになると思います。もちろん、両方を選ぶこともできるとは思います。

一般的には、「1) 反省して、自らを変える」ということを選択する方が正しいと感じられるかもしれません。ただ、学生時代ならまだしも、成人した人が自らを省みて変える、というのは並大抵なことではないと思います。

また、反省しすぎて「だから自分はダメなんだ…」というモードに入ってしまいますと、転職するための意欲、エネルギーを根こそぎ持っていかれることになりかねません。そうなってしまうと、選択する求人も希望からは程遠い弱気なものばかりになってしまうと思います。

ですので、自己分析はある程度しつつですが、「2) そんな特性をもつ自分でも働ける場所を探す」というのが、転職活動をする上では必要な姿勢なのではないか、と思われます。

私も色んな職場を見てきましたが、医師の中にもギョッとするような方々もおられ、「それでもみんな働いているんだなぁ」と思うことが多くなりました。もちろん、私も他のドクターからしたらその中の一人でしょうけども。

ですので、「きっとこんな自分でも居心地のいい環境はあるはずだ」と思って、ある程度楽観的な姿勢で転職活動に臨まれることをオススメしたいと思います。

ただ、なかなかそうした求人探し・選びは個人では難しく、できればそこは専門家の力を借りたいもの。リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェントにご相談してみることをオススメしたいと思います。

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