転職はまさしく「需要と供給、そしてタイミング」だと思った理由【医師転職】

私が週一回、非常勤で内科の外来を担当させていただいている病院に、常勤の内科のドクターが働き出しました。

この先生、元々は皮膚科医として勤務していたということや、5年の内に3回以上転職しているというやや変わった経歴の持ち主だったそうです。そのこともあり、他の病院では採用見送り、といったことが何度かあったとのこと。

しかしながら、慢性的な内科医不足の病院であった点。そして内科部長がたまたま外来の日数が減っているタイミングだったこともあり、時間もあったことから「皮膚科から内科医への転身とは面白い。私が教育係をします」と名乗りを挙げてくれたことから、採用されることになりました(院長はかなり難色を示したとの噂ですが)。

人柄としては温和でコミュニケーション好き、さらには診療に積極的で患者の受け入れもウェルカム、というタイプだったので、入職後は上手く溶け込めているとのことです。

この話を聞いて、やはり転職は「需要と供給(慢性的な内科医不足)、そしてタイミング(内科部長の手が空いている状況)」だなぁと思った次第です。

「なかなかいい求人がないなぁ…」ということも時にはありますが、そんな時は「休むも相場ならぬ、休むも転職」と考えて、自分に合った求人が出てくるのを待つこともある程度は必要なのかな、と思ったりします。

ただ、好条件の求人が待っているだけで舞い込んでくるわけでもありませんので、あらかじめリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェントに希望条件を伝えておいて「希望に沿った求人が出てきたらいち早く教えてください」とお願いしておくことは必要です。

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