急性期の病院に勤務していますと、超過勤務が月100時間以上の方が、ザラにいたりします。その環境下に長らくいますと、疲労困憊の状態になり、「もうこれ以上は無理…」と考えるようになる先生も当然いらっしゃると思います。
疲労の度合いが強い先生ほど、「健診医になるか…」「産業医の就職口はあるかな…」などと、臨床から離れた求人先を探しがちのようです。
ですが、せっかく築いてきたキャリアとは別に、新たなキャリアを一から積み直すのは、かなり大変です。そのため、まずは今積み上げてきたキャリアを活かす方向で新たな転職先を考えて行く方が良いこともあります。
たとえば、内科の急性期病院で勤務している先生であれば、まずは慢性期・老健施設などでの勤務、在宅診療なども検討してみてはいかがでしょうか。そのような形で、臨床に携わる仕事を続ける、ということもできるはずです。
転職先で、新たな仕事の喜びを発見できることもあります。疲弊し、追い詰められている状態で、1人で悩むよりは、まずは「リクルートドクターズキャリア[PR]」などのエージェントに相談してみてはいかがでしょうか。自分にどのような適性があるのか、見極めることができて、それに合った職探しをお手伝いしてくださるはずです。