面談で、産業医に対して社員が抱く「初対面の印象」を決めるものとは?【産業医マニュアル】

面談をしている中で、複数の社員さんに「先生は話しやすそうな人でよかった」と言われることがあります。なぜそう思ったのか、といった話になりますと、「面談室に迎え入れてくれた時に笑顔だったから」といったことでした。

やはり、初対面の相手に抱く印象の中で「どのような表情をしていたのか」というのはとても大きな要素のようです。

そのこともあってか、私も人見知りな方ですが、努めて初対面の社員さんに会う時にはにこやかな表情で出迎えるようにしています。それが功を奏してか、「話しやすい、親しみやすい印象」を残せているようです。

社員さんの中には、病状や緊張も影響あるのでしょうが、無表情、相槌も少ないといった方もおられます。そのような時にはやはり、「ちょっと話しづらいな…」と私自身も思ったりしますので、できるだけにこやかにして、うなずきながら話を聞くようにしています。

それがクセになっているのか、内科外来でもそのような表情になって話を聞いているようになり、やはり患者さんが話をしてくれるようになったようにも思います。

もし「社員さんがあまり話してくれないなぁ…」とお思いでしたら、笑顔で出迎え、話に適宜うなずくようにしながら話を聞いていますとよろしいのではないでしょうか。

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