私自身も、専攻医(後期研修医)で研修中に勤務継続が難しくなり、退職して産業医になりました。意外と水が合ったのか、それ以降はずっと産業医を続けております。
このような経験もあり、「後期研修を途中でドロップアウト」した際にどのようにすべきか、途方に暮れていた気持ちは身に染みて分かっています。
次の進路を考えた際、「別のプログラムで専攻医となる(転科する)」「別の施設でプログラムを継続する」「専門医になることは諦め、別の進路を考える」といった選択肢があると思います。私の場合は、産業医となることを選んだということになるのでしょう。
では、「別のプログラムで専攻医となる(転科する)」という手の中では、どのようなものがあるかということですが、その内の一つとして「家庭医」という選択肢があると改めて思っております。
「エムスリーキャリア」に掲載されている求人ですが、東京都中野区の二次救急施設で、家庭医の専門医資格が取得できるそうです。
勤務日数は5.25日(月~金、土曜午前出勤)とやや長めですが、当直がないとのことで、「当直、救急対応をバンバンこなさなければならない…」ということが辛くて退職された方にもオススメできると思います。
将来的に開業をお考えであれば、確実に武器となる資格であると思いますし、私がもし後期研修医当時にこうした道もあると分かっていれば、確実に検討していたと思います。
もしご興味があれば、「エムスリーキャリア」からご登録いただき、転職エージェントにご相談されてはいかがでしょうか。