産業医の求人で「受け持つ従業員数」を把握しておくのは重要です【産業医転職】

常勤産業医で言いますと、おおよそどのくらいの社員数を把握するのかというのは重要です。というのも、その数によって健診判定の数、面談数(長時間勤務者面談、ストレスチェック後の面談を含む)などが決まってくるわけですので、業務量のバロメーターになるわけです。

実際、提示される「受け持つ従業員数」は、1000~3000人となることが多いです。産業医未経験ですと、「そんなに多いの?」と感じられるかもしれませんが、健診の判定業務も年に1回(特殊健診は除く)ですし、面談も全ての人を行うわけではありませんので、「毎日残業しなければ回らない」というようなことでもありません。

ただ、「1000人」を受け持つのか、それとも「3000人」を受け持つのかでは結構業務量は変わってきます。その意味で、複数人の産業医がいる企業では特に、入職前に受け持つ従業員数を確認しておく必要があると思われます(1人体制であれば否応なしに全社員担当ということになりますが)。

また、面接を実際に受けられた場合、できれば「産業医面談を希望される方の人数は?」といったことは質問しておいた方がよろしいかもしれません。というのも、メンタル疾患を抱えている方が続出しているような企業であれば面談数も増えるでしょうし、逆に少ない企業もありますので、この点は人数だけでは測れない部分ですね。

その他、受け持つ従業員数の中に支社、子会社を含めていない場合もありますので、そうした点も確認はしておいた方がよろしいと思われます。

こうした詳しい人数など、「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、「エムスリーキャリア」といった転職支援会社にあらかじめご相談いただいておりますと、求人票に記載されていたり、また質問すれば事前に教えていただけますので、応募前にあらかじめ問い合わせておくことをオススメします。

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