【産業医の採用面接】面接官が「失敗談や大変だった仕事」を質問する意図と対策

産業医の採用面接で、面接官が「今までの仕事の失敗談を教えてください」あるいは「今までの仕事で、一番大変だったものはなんですか?」といったことを質問することがあります。

こうした質問の意図をしっかりと捉えていないと、今までの仕事のエピソードをグダグダと語ることになってしまい(私の実体験です)、「そういうことじゃないんだけどな…」と思われてしまいます。

今回は、そんな「失敗談や大変だった仕事」を面接官が質問する意図と、その対策について書いてみたいと思います。

「失敗談や大変だった仕事」を質問する意図

医師という仕事をしていて、「うわ、失敗してしまった」という体験や、「これは大変だぞ」ということを経験していない人はあまりいないのではないでしょうか。

こうした質問をする意図としては、「大きな失敗や困難に直面した時の対応を知りたい」ということだと思います。失敗や困難に直面し、「挫折してしまった」…では話にならないわけで、「どう対応したのか、どう壁を乗り越えたのか」ということを面接官は質問しているのだと思います。

さらに言えば、「失敗や困難に直面し、逃げ出してすぐに退職・転職してしまうのでは困るよ」という意味合いもあり、「難しい局面でも投げ出さず、立ち向かえる」人物かどうかを評価したいということです。

「失敗談や大変だった仕事」という質問への対策

上記のような意図、つまりは「失敗や困難にどう対応したか」を重点的に語ることがこの質問への正しい対策だと思います。

構成としては、

・失敗談や大変だった仕事のエピソード

どう対応したか、壁を乗り越えたのかというエピソード

・その経験からどのような教訓を得たのか。

という流れで締めると、話としては綺麗にまとまると思います。質問される可能性はありますので、失敗談の場合、大変だった仕事の話に分けて準備しておくとよろしいでしょう。

以上です。
こうした質問の他に、「どのようなことが、その企業の面接で質問されやすいのか」という情報を転職エージェントは知っている場合があります。というのも、その企業に他の応募者の時に同席していることがあったりするわけです。

そのため、面談にどのような対策をしておいた方がいいのかなど、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアに登録し、あらかじめ相談してみてはいかがでしょうか。

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