転職をするかしないか迷ったら、まずは「転職活動」を始めてみてはどうでしょうか【医師転職】

私が後期研修医時代、内科医から産業医へと転職しているわけですが、実際のところ「転職するかどうか」ということに関して、退職するまで決められませんでした。退職してようやく「転職(再就職)しなきゃ」と決めたと言っても過言ではないと思います。

やはり「転職をする」と決めるのは大きな決断であり、退職や内定がもらえて「よし転職しよう」と決めたという方も、実は多いのではないかと思われます。実際のところ、産業医面談に来る社員さんで、転職活動をしつつも「まだ転職するかどうかは決めかねています。いい求人があったら…」と話す社員さんも結構います。

私としては、こうした「良い求人があったら応募しようと思っていて、内定がもらえたら転職しようと思っている」というパターンもありかな、と思っています。良い求人があるかどうかというのも、時の運というところもありますし、内定がもらえるかどうかも分かりません。

そんな段階で「不退転の決意」をするなどなかなかできるものではないと思います。ですから、「転職しようかどうか迷っている。でも、一歩前に出せない…」ということでしたら、迷っているのではなく、「転職活動をしつつ、可能なら転職する」というように、勤務しながら転職活動も同時に進めるといったことをしてみてはいかがでしょうか。

そもそも、求人情報を知らずして、転職すべきかどうかなんてことは判断できませんし、さらに言えば自分に合った求人先かどうかなど、さらに分かりません。それは、「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、「エムスリーキャリア」といった人材紹介会社に登録して転職エージェントに相談し、求人情報を見せてもらい、さらには施設の見学・面接を受けてみてようやく分かってくることだと思います。

もし「転職するかどうか迷っている…」という状況で3ヶ月~半年ほど経過しているようでしたら、まずは動き出してみてはいかがでしょうか。

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