「医者は転職回数が多い」は本当か?転職回数が多いことでの問題点【医師転職】

m3.com「勤務医の約2割、「頻繁に転職考える」」という記事に、医師の転職回数についての記事が掲載されていました。

当然のことながら、「研修でのローテーション、医局人事による異動などは除く」とした上でのアンケート結果ですが、意外にも、勤務医ですと55%が一度も転職していないという結果だったそうです。

医局に所属してそのまま、もしくはそのまま市中病院で勤務を定年まで続けるといった方が多いということでしょうか。また、開業医ですと「転職0回」という方は43%ということであり、開業医の方は転職している方が比較的多いようです。

一方、勤務医で転職をした方で言いますと、1回 20%、2回 11%、3回 6%となっています。5回以上のツワモノも5%いらっしゃるようです。

以上から、「半数は転職しておらず、5回未満が大多数」ということで言えば、「医者は転職回数が多いかどうか?」という質問に対しては「そうではない」という実情となりそうです。

実際、転職回数が多いと、

・協調性に問題がありそう。

・自己中心的なイメージ。

・チーム医療ができなそう。

・勤続年数が短い=何らかの問題があることが多い。忍耐力がない。

…といったイメージを抱かれやすく、やはり好印象とは言いがたいと思われます。少なくとも2~3年以上は勤務した上で退職といった方が望ましいとは思われます。

もちろん、転職を繰り返したい人など稀でしょうから、やむを得ずといったことでしょう。転職回数が多くなってしまい、「次こそは…」という場合は、ぜひ今までの転職にどういった問題があったのか、自分にも非はなかったかどうかといったことをしっかりと踏まえた上で転職したいところです。

ただ、自分ではそうした分析はやはり難しかったりします。というのも、やはり転職には色んな要素(業務内容・量、人間関係、環境など)が絡んでいるからです。こうした相談についてはやはり、人材紹介会社の転職エージェントなどにご相談いただくことをオススメします。

実際、私は転職のたびに「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、「エムスリーキャリア」などの転職エージェントに相談を行い、現在は満足のいく職場で勤務できています。

もし「転職回数が多い」ということでお悩みでしたら、まずはご相談いただいてはいかがでしょうか。

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