職場の「ドクターの入れ替わり」で働きづらくなる可能性について【医師転職】

私も経験がありますが、「ドクターの入れ替わり」によって、働きづらくなることがあります。

初期研修医時代からお世話になっていた先輩が、開業のため退職し、またもう一人、お世話になっていた先生が家庭の事情で退職されました。こうしたこともあり、職場の環境は結構変わりました。

まずは、そもそも人員が減って、業務量は増え、さらには外来の担当日数、入院患者の受け持ち、オンコールの日数も増えました。そんな中、もう一人医師が癌になって治療することになってしまいました。

大学医局から一人、医師が派遣されることになりましたが、あまり市中病院での働き方に慣れておられなかったようで、業務量はあまり減りませんでした。結果、体調不良を自覚するようになっていきました。

また、私の非常勤バイト先での話ですが、一人、常勤のドクターが医療事故をきっかけに病院を去ることになってしまい、今なお補充されていないということもあり、残った常勤の先生はみるみる疲れているご様子です。

医師の増減、入れ替わりは起こりうることではありますが、そのことがきっかけで働く環境は大きく変わってしまうこともあるかもしれません。そこで耐え忍ぶんで、事態が好転するのを待つのも一計でしょうが、なかなかそうはいかないこともありますね。

私は、限界を感じて退職し、転職支援会社「リクルートドクターズキャリア[PR]」に紹介していただいた求人により、産業医への転職を行いました。

環境の変化は、決して自分のせいではありません。そこから離脱するのも、ご自身の自由だと思います。もし大変だとお感じでしたら、転職を検討してみるのもよろしいのではないでしょうか。

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