産業医の採用面接を控えていますと、やはり緊張をするものですよね。私も10社弱の企業で面談を受けてきましたが、緊張しなかったことはありませんでした。
「直前で、今さらジタバタしててもしょうがない」というご意見もあるかもしれませんが、直前だからこそ、やっておいたほうが実はいいこともあります。
そんな採用面接を受けるに当たって、直前にやっておきたいことについて、今回は書いてみたいと思います。
提出した履歴書・職務経歴書の控えを改めて読む
面接の担当者も当然、提出した履歴書(場合によっては職務経歴書)を見ています。実際、ほとんどの企業で担当者は履歴書・職務経歴書を見ながら質問をすることが多いと思われます。
その内容を忘れてしまい、矛盾したようなことなどを言っていたりすると、「経歴、詐称してない?」などと無用な疑いを持たれる可能性があります。ですので、まずはしっかりとその内容を確認しておきましょう。
さらには、「自分の履歴書で、突かれると痛い、急所となる点はないか?」という視点から見直すことも重要です。「転職回数が多い/病院、企業の在籍年数が短い」、「産業医の実務経験が少ない」といったことなど、急所となるポイントをどのようにカバーできるか、改めて振り返ってみることも重要です。
こうした視点で、ぜひ履歴書・職務経歴書の控えを改めて読んでみましょう。
「面接ファッション」はOKか最終チェック
一般的に、「面接受け」をするファッションというものに定番があります。「清潔かどうか」「誠実そうかどうか」「知的に見えるかどうか」といったキーワードが挙げられますが、具体的には、男性であれば
・黒髪が基本で、寝癖やフケがあるようではNG。目にかからないように短めなカットを心がける。
・ヒゲ、ピアスはNG。
・スーツは紺かグレー、無地の白ワイシャツ、抑えめなネクタイ、黒の革靴。
・シンプルなバッグを用意して、手ぶらで行くのは避けましょう。
・面接で名刺をもらうことが多いので、名刺入れを用意しておきましょう。
といったことが基本です。
転職エージェントの求人であれば、同行してくれるところがほとんどですので、事前に相談しておくのも手です。実際、私は一社目の「リクルートドクターズキャリア[PR]」さんに面接前、どのような格好をすべきか相談しました。また、面接前に最終チェックをお願いするのもオススメです。
以上です。
あまりに基本的なことかもしれませんが、「こうしたことをやる」と決めておくと、ルーティーンを行っていることで緊張も少しほぐれるかもしれません。ご参考になりますと幸いです。