メンタルヘルスでの休職→復職を成功させる4つのポイント

ビジネスマン向けのブログメディア・BIZ誠ブログに「産業医からみた復職のポイント」が掲載されていました。この中で、メンタルヘルス問題で休職された方が、復職を成功させるための4つのポイントについて記載されていました。

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1) 上司との連携、定期的な話し合い

復職で一番大きい役割を示すのは、上司の方です。
復職された本人の業務を把握している上司が、病気についてしっかりと理解を示してしていることが、スムーズな復帰に欠かせません。

その上で、仕事の進め方、分量、進捗などを定期的に上司と確認する場を作ることが大切です。

上司としても本人が相談しやすい環境をつくることが大事で、「いつでも相談に乗ってくれていいよ」と言いながら、いつも忙しそうにしていたりしないかなど、お気をつけていただれば、と思われます。

2) 本人の病状把握・セルフモニタリング

本人が、病状を把握し、セルフモニタリングが大切です。初期症状は個人によって異なります。

初期に必ず不眠になる人もいれば、頭痛がひどくなる人など。我慢しすぎず上司に状況をこまめに報告することで、早めの対応につなげられます。

3) 焦らず、着実に仕事に慣れていく

「休職前は、もっと仕事が出来た」という思いに囚われていると危険です。以前の自分に戻ろうとするとするのではなくて、新しい働き方を見つけるという考え方が大切であるということですね。

4) 自己分析

実は、自分で休職に至った経緯や課題について、自らで物語を語れる人は、復職がうまくいくそうです。そこで、
・休業前の自分はどのような様子だったか。
・休業するきっかけ
・病気での変化
・自分の性格や考え方の特徴
・現在の自分はこうなった、こういう働き方が大事であることに気づいた。
…など。自己理解・分析がしっかりと出来ているということが重要です。

このような4つのポイントを意識することで、復職がスムーズに進むことが考えられます。もし復職する予定の方がおりましたら、ご参考にしていただければ、と存じます。

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