「常勤産業医として働く一日」の具体的なタイムスケジュール

「常勤産業医の仕事って、一体どうなってるの?」と思われる方も多いと思われます。その謎多き(?)産業医の生態を明かすべく、一日をどう過ごしているかということについて、今回は書いてみたいと思います。

具体的なところは省いておりますが、「実際、どう一日を過ごしているの?」というところがおわかりになっていただけるかと思われます。

もちろん、企業の業種や、工場か否かというところでも大きく分かれていくかと思われますが、オフィスワーカーの多い企業に勤務する産業医の一日として、ご参考にしていただければと思います。

出勤~勤務開始

勤務開始時刻は、一般のオフィスか、工場の産業医かで異なってきます。比較的、工場勤務の方が早く、8時半などが多いですね。一方、オフィスですと他の社員同様の時刻に勤務開始ですので、9時~9時半などの開始が多いでしょうか。

私の場合は、オフィス近くのコンビニで朝食を買い、食事をとってから9時半に勤務開始です。比較的朝はゆったりとしています。

その後、午前中に1~2件の面談を行います。所要時間としては、30~1時間程度であり、意見書作成、次回面談予約なども行います。空き時間には、健康診断結果の判定作業を行っています。

なお、ストレスチェック後の面談が入ることもあり、その時には「午前中4~5件の面談」も珍しくなく、かなり忙しくなります。

そんなことをやっていますと、あっという間にお昼になります。

午後

午後になりますが、午前同様に面談・健康診断結果の判定作業を行うことが多いです。その他、月に1回ある衛生委員会・職場巡視を必要な会社が数社あり、平均して5日ほどは外出します。

衛生委員会・職場巡視後は、そのまま直帰する、ということが多いです。ほぼ残業なしで帰宅することが可能です。このような感じで一日が流れ、あとは産業医・保健師・人事部との会議などが入ります。

以上です。

臨床医の先生方に比べれば、だいぶ緩やかであると思われます。呼び出しやオンコール、当直もないため、勤務時間とプライベートのオンオフもはっきりしています。

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