NNA ASIAに「【プロの眼】日本人が海外赴任で直面するストレスとは」という記事が掲載されていました。その中で、海外赴任者にとってストレスとなりうる7つの要因について触れられていました。
海外生活のストレス要因は、想像する以上に多彩とのことですが、その中で主だったものは以下のようなものがあるそうです。派遣前教育での資料として触れておきたいですね。
1) 治安
2) 衛生環境(感染症、大気汚染、水質、食品衛生)
3) 時間の概念:日本とは異なる、現地の時間感覚
4) 労働の概念:日本では怠惰と感じられてしまう仕事ぶりや、権利意識の違い
5) 通信インフラ
6) 交通インフラ
7) 日本の本社の指示:実態にそぐわない不適切な指示など
…こうしたものがストレス要因となりうるようです。「慣れるより仕方ない」「郷に入りては郷に従え」という部分が多いのはたしかですが、対策可能なものはしっかりと準備しておきたいところですね。
また、ストレスにより起こりうる体調の変化、特に睡眠障害や抑うつの出現などについても注意が必要ですので、そこも派遣前教育としては実施しておいた方がよさそうですね。