産業医が社員との面談中に「暴言」を吐いてしまう背景とは【産業医マニュアル】

産業医が社員との面談中、「暴言」を吐いて問題となったケースがあります(産業医の発言・暴言に「納得がいかない」「困っている」という社員の方へ)。「産業医としてあるまじき」「そんな産業医許せない」と断罪したくなるところだと思われますが、実際に産業医をしておりますと、ついついそのような言葉が口をついて出そうになる場面があるのは、実は理解できたりもします。

たとえば、延々と上司や会社に対する不平不満を並べたてる社員さんいたりします。もちろん、面談で愚痴りたい、溜まったフラストレーションを吐き出したいというお気持ちなのは分かりますが、その一方で、社員さんにも非があることがあり、その問題点を事前に人事や上司から聞いていることもあったりするわけです。

そうなりますと内心、「いや、それはあなたの勤務態度にも問題があるからでしょ」とついツッコミを入れたくなってしまったりもします。実際、その言葉を直接的な表現で言ってしまったり、売り言葉に買い言葉でヒートアップした結果、「暴言」になってしまうケースはありうるのではないかな、と思います。

また、社員さんがその面談を望んでおらず、上司命令で面談に来ていたりしますと、お世辞にも態度がいいとは言えない社員さんもいたりします。そんな時、こちらも産業医としてイラッとすることもあったりはします。

もしそうした背景があったにせよ、暴言を録音されようものなら、一部を切り取られてネット上に公開される可能性もあると思われます。ですので、いくらイラッとしようものでも、「録音されているかもしれない」と思ってグッとこらえる必要があると思われます。

タイトルとURLをコピーしました