突然の産業医「契約終了」通告に慌てないために準備しておきたいこと

産業医は「1年ごとの契約更新」であったりすることが多いです。そのため、「契約終了」と突然に言われてしまうこともあります。理由は様々でしょうけれども、人事や経営状態、人員減少など、そうした理由で「クビ」を言い渡されることがあります。

半年も前から「契約終了ですよ」と言ってくれることは稀で、長くて2~3ヶ月前ではないでしょうか。4月に契約更新とするところが多く、1~2月に「もう更新しません」と言われるわけですね。

「クビにされることはない」とたかをくくっていると、大変なことになる可能性があります。そのため、不測の事態に準備しておくことが重要ですね。今回は、そんな通告への準備について、書いてみたいと思います。

1) 人材紹介会社の連絡先

もしその会社を紹介してくれたのが、人材紹介会社でしたら、再びその会社にご相談していただくのがよろしいのではないでしょうか。

よく知っている担当者とやりとりをして、新たな求人先をご紹介してもらう方が、新規の人材紹介会社に一から登録するよりも簡単ですね。話も早いので、スムーズに就職活動が進むと思われます。

2) 履歴書・医師免許証/産業医認定書のコピー

また必要となりますので、履歴書、医師免許証/産業医認定書のコピーなどを用意しておくべきかと考えられます。これらは複数の求人先に提出すると思われますので、何枚かコピーをとっておきましょう。

3) 家族への話

家族に対し、まったく契約更新の話をしておらず、急に「クビになる」とはなかなか言いづらいものです。そこで、「契約更新時期が、4月にやってくる」といったことをあらかじめ話をしておくと、万が一「更新されない」となったときも、話をしやすいと思われます。

転職活動のときもそうですが、急に話を切り出したりすると、思わぬ家庭不和を招いてしまうかもしれませんので、しっかりと話をしておきましょう。

以上です。
当たり前のことですが、抜けていると慌ててしまうこともあります。特に、人材紹介会社・担当者の連絡先は、しっかりととっておくことをオススメしたいと思います。

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