「専攻医を辞めようか、どうしようか…」と悩んでいる時に認定産業医の資格を取得しておくことのススメ

私が後期研修医を「辞めようか、どうしようか…」と思っていた時、当然のことながらとても悩みました。当然ながら将来を左右する選択ですので、「どうしたものか」と逡巡し続けていました。

しかしながら、「悩んでいる」状態というのはグルグルと回り続けているようなものですので、決して先には進んではいない状態です。また、「Aにするか、Bにするか」と決める上では、「判断する上で必要な情報」が必要になるわけですが、それも揃っていない状態ではないでしょうか。

悩み続けているよりは、勤務を続けた状態で「一歩、歩き出してから考える」ことも必要なのではないかと思っています。私の場合、後期研修医を辞める間際、「産業医になろうかな」と思っていたため、夏季休暇を利用して自治医科大学の認定産業医の資格を得るための講習会に参加しました。

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それでとりあえずのところ、退職前に資格の要件を満たすことはできました。やはりそれだけでも「専攻医を辞めても産業医になれる」という保険のようなものを手にして、安心感を得られていたように思います。

次に、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアに登録して産業医の求人情報を問い合わせてみてはいかがでしょうか。

その求人票を見ることで、年収、勤務時間などの待遇を知ることができます。「週4日勤務で、勤務医と同等かやや下ぐらいかな。でも、当直やオンコールもなくていいな」といったことが分かるかと思います。「専門医資格を取得せずに勤務する」場合の求人を問い合わせてみてもいいでしょう。

「次のキャリア」を考えている時、求人票を実際に目にしてみると、やはり一気に現実味が湧くと思いますし、判断材料としてはとても大きいと思います。ですので、グルグルと同じことを悩んでいる場合は、まず「一歩踏み出して、情報を集める」ことをしてみてはどうかと思います。その一環として、「次のキャリアとして産業医もありうる」という方は、認定産業医の資格取得をすることもオススメだと思います。

もし単位集めを今から始めようとお考えでしたら、

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