転職をする理由として、今の職場で「自分は大した仕事をしていないから、もっとチャンスのある場がある職場に移りたい」ということを挙げる人もいます。あるいは、採用面接で何を話そうかとなった時に、「自分はアピールできるほど、大した仕事をしていない…」と思い込んでしまうことがあったりします。
ですが、「今の職場で当たり前とこなしている仕事が実は凄い」ということがあったりします。
たとえば、私が現在、内科の非常勤医師として働いている病院の採用面接で、「一日に大体、どの程度の数の患者さんを診てきましたか?新患の割合は?」と質問されました。その時に、平均の数、あとは新患は基本若手に振られることなどを説明したところ、「その数は立派なものですよ」と言われ、即採用となりました。
自分にとっては当たり前の仕事であっても、実は評価するに値する業務であるということはありますので、まずは「どんな仕事を今までにしてきたのか」ということは転職活動中、あるいは採用面接前のタイミングでしっかりとまとめることをオススメします(履歴書に書くこともできますし)。
外来の対応患者数、入院患者数をどれぐらい担当していたのか、ICUでどのような患者さんを診てきたのか、当直・オンコールは月何回対応していたのか…などなど、振り返ってみると「意外と仕事してたんだな、自分」と思えるはずです。
また、採用面接で言えば、どのようなポイントをしっかりとアピールすべきかなど、やはり転職エージェントが詳しく、定期の非常勤バイトの採用面接には同席してフォローしてくれるのでオススメです。リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアにご登録に上、相談されてはいかがでしょうか。