東京女子医科大学の医師が大量退職した引き金となった背景に、「研究日の廃止」があったと言われているそうです(スクープ!東京女子医大で医師100人超が退職)。
外勤を辞めた場合、「週39時間」勤務とみなされ、今まで通りの大学病院から支給される給料が支払われるようになっていましたが、外勤を続けると「週32時間」とみなされたそうです。いずれにせよ大幅な給料減となり、今回のような医師大量退職に繋がったようです。
大学病院に勤務するとなると、やはり「外勤、非常勤バイト」が生命線となっているわけで、それを断ってしまうというのは多くの医師の反発を招いたという結果になったということですね。
大学病院だけでなく、公立・民間病院でも「バイト可か否か、研究日があるか否か」というところは分かれるところだと思います。ですので、「バイトができるのか、研究日があるのか」という点は、常勤先を選ぶ上で重要なことだと思います。
昨今、病院の収益も厳しいところが多く、転職したとしても「今より給料アップを」と望んでも叶わないということも多いと思われます。現状維持ならまだしも、下手すると転職で給料ダウンをしてしまう可能性もあります。
常勤での給料アップを望むというよりは、「週4日勤務、外勤可」という勤務先を探して、「常勤と非常勤、トータルでの給料アップ」を狙った方が現実的であると思われます。
そのような条件での常勤先求人、そして割のいい非常勤バイトについては、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアにご登録の上、相談されれば紹介していただけると思いますので、まずは相談してみてはいかがでしょうか。