夏のアウトドアでウルシかぶれに困った時の8つのポイント

キャンプや山登りなど、アウトドアの楽しい夏~秋のシーズンですが、顔や手のかぶれで大変な思いをされた方もおられるのではないでしょうか。たとえば、ウルシの仲間には、ウルシ、ヤマウルシ、ハゼノキ、ヤマハゼ、ヌルデ等があり、触るとかぶれることがあります。
urushi
ウルシなどが分泌する油が皮膚に付着するとかゆみなどが出現し、かぶれてしまいます。その時にすぐにできる対処法について、米国皮膚科学会(AAD)が「Treating poison ivy: Ease the itch with tips from dermatologists」に掲載しています。

具体的な方法としては、

1)接触した部位の皮膚を直ちにぬるま湯と石鹸で洗う。
2)接触時に着用していた衣服を全て洗う
3)ウルシ油が付着したと思われるものを全て洗う。
4)発疹を掻かない。
5)水泡を破らない。
6)ベーキングソーダを加えたぬるめの風呂、または低温のシャワーを短時間浴びる。
7)掻痒にはカーマインローション、軽度であればヒドロコルチゾンを塗り、冷水で湿布する。
8)掻痒の軽減には抗ヒスタミン剤を「服用」する。局所抗ヒスタミン剤は発疹や掻痒を悪化させる可能性があるので使わない。

以上です。

まずはウルシに触れないようにし、アウトドアではできうる限り長袖・長ズボンで過ごされた方が良いようです。予防と対処法について確認の上、楽しいアウトドアをお楽しみください。

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