米国小児科学会(AAP)が発表した研究結果「Hospitalized Children Experience Less Stress When Videoconferencing with Loved Ones」によると、家族とテレビ電話を行った小児入院患者は精神状態や健康状態が改善し、ストレスが軽減されるとのことです。
ノートパソコンとウェブカメラを経由して、家族や友達とテレビ電話で会話させると、入院してから退院するまでの全ストレス軽減率が37 %も改善したそうです。
最近では、ケータイ電話、特にスマートフォンの普及によりテレビ電話も一般的なものになりつつあるため、もしお子さんが寂しい思いをしているようであれば、テレビ電話を利用してストレスを軽減を図るのも手ではないでしょうか。
ただ、そのような機器・電話の使用にあたっては、病棟側でのルール(時間帯や場所など)もあるため、看護師への許可や使用上の注意点などをご確認いただいた方が良さそうです。