定期健康診断の結果で、明らかに糖尿病(空腹時血糖値 200 mg/dl、HbA1c 10%超え)の社員がおり、受診勧奨を続けていたにも関わらず頑なに受診を拒んでいました。
人事の社員が何度も連絡していても拒み、さらには後輩の産業医が面談をしても「私は健康だ」の一点張り。
穏便に済ませたいところですが、ここまで拒否されては仕方ないため、人事側に根回しした上で「受診・治療を行うまで出勤停止」の意見書を提出しました。
さすがにここまで頑なに受診を拒む社員はいなかったため、少々驚いてしまいましたし、出勤停止の勧告を行うのも後味が悪いものです。
ただ、テコでも動かないという人は中にはいますので、その場合は安全配慮義務の観点から勧告せざるを得ない場合があります。
また、受診勧奨する際に、産業医も人間ですから、ついつい感情的になってしまうこともあるので、その点も注意しましょう。
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