非常勤外来のバイトを探す上で「担当科の常勤医師の数」が重要な理由

私は内科の非常勤外来を担当させてもらってるのですが、一時、かなりのキャパオーバーに陥ることがありました。そこで、「非常勤医師は「なんでも診ろ、何人でも診ろ」という要求の病院とどう折り合いをつけるべきか」の記事のように、交渉をさせてもらいました。

結論として、「専門科目以外は極力、他の常勤医師が担当」「1時間に診る上限の患者さん数を3人に限定」といった条件をつけ、外来診療を行うこととなりました。それにより、キャパオーバーになる確率はグンッと減りました。

しかしながら、それでも予約枠はほぼ埋まり、空いていることはほとんどありません。その理由としては、「他の曜日も常勤の先生が少なく、そちらの先生で診られず、なおかつ数日待てる患者さんはこちらに回ってくるから」なのです。

そのため、予約枠はすでに埋まり、さらには予約なしでそのまま外来受診を希望しにやってくる患者さんは診なければならないので、結局のところ、予約枠上限を超える患者さんを診る状態になるわけです。

この点は、なかなか交渉でもいかんともしがたい部分ですね。病院に「内科系医師を増やせ」と要求することもできないですしね。

今後もし、他の非常勤バイトを探すとなれば、「担当科の常勤医師の数」というのも確認する重要事項に入れたいと思います。もし今、非常勤外来のバイト先をお探しでしたら、先生方もご確認いただいた方がよろしいと思われます。

こうしたことは面談前にぜひ知っておきたいところでしょうから、「リクルート ドクターズキャリア」といった転職支援会社のキャリアエージェントさんを介してお聞きになるのがよろしいかと思われます。

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