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高血圧患者の夏場の塩分摂取はどう説明すべきか【熱中症対策と高血圧】

      2016/06/29

夏場を迎え、熱中症の対策などについて、医師・産業医としての意見を求められることもあるかもしれません。

「水分だけでなく、汗で喪失した塩分を摂取しなければならない」とやたらとテレビなどで喧伝されているせいか、「塩分を積極的に摂らなければならないんですよね?」と訊かれてりします。

ただ、高血圧患者の方もおり、「はい、そうです」とは言いづらいですよね。そのときに、どのように回答したらいいのかについて、日本高血圧学会の「さぁ、減塩!」に記載されておりますが、

1) 水分は夏場多く摂ることが望まれます。
2) 塩分は高血圧の人は、夏でも制限することが望まれます。
3) 発汗が多い場合には、水分とともに少量の塩分とミネラルを(スポーツドリンクなどで)補給

ということを説明したらいいと書かれています。なお、日本人の食塩摂取量は多く、通常の食事を摂っている方は、意識的に食塩摂取をする必要はない、とのことです。

もし熱中症についての講話などがありましたら、「塩分摂取をすべし」という一辺倒な話ではなく、このようなことも織り交ぜて説明するといいかもしれませんね。

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