初期・後期研修医向け「イヤな指導医・上級医」との付き合い方

研修が開始し、指導医・上級医との付き合いが始まるわけですが、やはりどこにでも苦手とする指導医・上級医というのはいるものですよね。

そんな時、どのような方法であれば上手く付き合っていけるのか、どのようにすれば何事もなく研修を問題なく終えられるのか、今回、書いてみたいと思います。

1) とにかく挨拶だけはしっかりと

苦手意識があると、なかなか挨拶も上手くできないということもあります。そうするとますます、「アイツは挨拶もできんのか」などと思われてしまったりして、関係性が悪化しかねません。

「とにかく、挨拶だけは頑張ろう」と思って、大きな声でハッキリと挨拶しましょう。そうすると気が楽になって、話しかけやすくなったりもするはずです。

朝の挨拶が今後の分かれ目とも言えます。挨拶だけなら誰でも失敗しないはずです。まずは「おはようございます!」としっかり挨拶しましょう。

2) 苦手意識を減らすには「良いところ探し」

苦手意識を抱いている人は、イヤなところばかり目がつくものです。そこでまずは、「良いところ探し」をしてみましょう。相手の行動を観察し、「あ、こんなに患者さんに優しくしてるんだ」「内視鏡、凄い技術だな」「この分野の知識量は凄い」といった、相手を尊敬できる点が見つかれば、次第にイヤな感じも減っていくと思います。

イヤなところばかりに目を向けず、「良いところ探し」をするようにしてみましょう。苦手意識を抱いている人は、こちらから壁を作って、避けてしまったり、悪感情を抱いており、それが相手に伝わってさらに関係が悪化して・・・という悪循環に陥ることがあります。まず、自分から歩み寄る気持ちが第一歩となりえますので、試してみてください。

以上です。
ただでさえ大変で、憂鬱な研修を人間関係でさらに辛いものにはしたくないですよね。ぜひとも苦手な指導医・上級医とも上手く付き合って、研修を円滑に進めていっていただければと思います。

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