風邪予防に効果的なうがいをする上で重要な4つのポイント

風邪予防としてうがい・手洗いをされる方は多いかと思います。上を向いてガラガラ…という、うがいの方法は正しいのでしょうか?なおかつ、短時間かつ短い回数のうがい…これでは、実は、あまり効果がありません。

うがい

効果的なうがいを行う上で、以下の様なポイントがあります。是非とも知っていただき、この冬はこれから風邪を引かないでお過ごしいただければと思います。

1) 首に横の角度をつけてうがいしましょう

うがいと言えば、真上を向いてガラガラ…というイメージかと思います。ですが、これではのどの正面だけしか洗い流せません。水分摂取などで、実はこの部分は比較的キレイに保たれています。

重要なのは、正面よりのどの横側です。右斜め上を向いてガラガラ、次は左斜めを上にしてガラガラ…というように、少し首を横に傾け、角度を付けてうがいをすることが重要です。

2) 首を左・右に1~2分ずつ、これを2セット

まず、1~2分かけて左・右に少し首を横に傾けてうがいします。これを1セットとして、2セットうがいを行います。

また、単にガラガラとやるだけでなく、強さや音の高低をつけるようにしてうがいを行うと、さらに効果的です。

3) ぬるま湯でうがい

菌・ウィルスをやっつける白血球は、酵素を使って、対象を溶かします。こうした酵素の反応は、およそ39度で働きやすいと言われています。このくらいのぬるま湯でうがいをするのが効果的だそうです。水よりは、お湯でうがいをしましょう。

また、イソジンなどは、炎症が起きているノドに刺激となって、咳を誘発したり、痛みが生じてしまうため、そのときにはあまり使用しない方が無難でしょう。

4) 使用後のコップはしっかり洗う

口を付けた後のコップは、菌やウイルスが繁殖しやすいです。使い終わった後のコップは、しっかりこすり洗いし、乾燥させるようにしましょう。

以上です。
このようなポイントに注意してうがいを行い、風邪予防にお役立ていただければと思います。

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