その他

風疹が大流行の兆し-ワクチン接種歴のない30~40代男性は要注意!

Aナーシングの『風疹流行、2013年の悪夢を繰り返すな』を読んでいて、「たしかに2013年にも流行ったなぁ」ということをおぼろげながら思い出しました。 現在、 ・今年の風疹患者数は昨年1年間の5倍を超える496人に達した。 ・関東地方を中心...
産業医マニュアル

頑なに受診を拒む社員への対応【産業医マニュアル】

定期健康診断の結果で、明らかに糖尿病(空腹時血糖値 200 mg/dl、HbA1c 10%超え)の社員がおり、受診勧奨を続けていたにも関わらず頑なに受診を拒んでいました。 人事の社員が何度も連絡していても拒み、さらには後輩の産業医が面談をし...
その他

週刊誌の「飲んではいけない薬」特集で不安を感じる患者にどう対応すべきか

週刊現代に「名医たちが実名で明かす 私が患者だったら飲みたくない薬」といった記事が掲載されており、その内容を真に受けて不安を感じていらっしゃる患者さんも多いようです。 外来で、ご説明申し上げる際、「難しいことは分かりませんが、不安なんです。...
医師転職の基本

産業医になって痛感する「勤務時間外につながらない権利」の尊さ

ドイツ在住のフリーライター・雨宮紫苑さんの記事ですが、「欧米の「つながらない権利」が徹底していてすごかった」の内容で、ドイツのホームドクターに「血液検査結果を送って」と依頼したところ、「現在休暇中なので総合窓口にメールしてください。受信した...
産業医マニュアル

社員にとって迷惑でしかない産業医の3つの特徴【産業医マニュアル】

「社員に嫌われる産業医の特徴」や「主治医としての考え方の癖が抜けていない産業医が社員にとっても迷惑な理由」でも書いていますが、やはり社員にとって産業医が「迷惑」となってしまうケースがあります。 関わり方によっては、本来、社員が健康で安全に勤...
その他

風邪に「抗生物質を出せ」と引かない患者に担当医師としてどう説明すべきか?

抗菌薬の適正使用を推進するため、政府は2016年「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」を策定しています。その内容としては、2020年までの間に、「抗菌薬の使用量を13年比で33%減少させる」というもののようです。 実際、外来で「風邪に抗...
労働衛生コンサルタント試験対策

精神疾患患者に熱中症のリスクが高いのはなぜか?【労働衛生コンサルタント試験対策】

熱中症のハイリスクとなる基礎疾患としては、 ・糖尿病 ・心疾患/高血圧症 ・腎疾患 ・精神疾患 ・広範囲の皮膚疾患 などが挙げられます。この点は、労働衛生コンサルタント試験の口述試験でも問われることがあります。 そこで、「精神疾患患者は、な...
その他

高齢者の脱水+活性化ビタミンD製剤は「高カルシウム血症→急性腎障害」をきたす可能性があり要注意!

『日本医事新報』の2018年9月1日号(No 4923)に、活性化ビタミンD製剤を処方する上での留意点が掲載されていました。 腎臓内科の医師が、整形外科の医師へのお願いという形で書かれた記事であり、脱水になりやすい高齢者(特に、体調が悪く食...
その他

男性の軽症うつ病には「胸を張った姿勢+筋トレ」が有効

Medical Tribune 2018年9月6日号に掲載されていた、第15回日本うつ病学会の内容を伝えた「テストステロン補充療法 軽症うつ病に有効」という記事が掲載されていました。 テストステロン値 350 ng/dl未満の気分変調症、軽...
産業医マニュアル

ADHDの内服治療薬「メチルフェニデート」「アトモキセチン」の使い分け【非精神科医の産業医向け】

ADHDの内服治療薬としては現在、中枢刺激薬の「メチルフェニデート」(商品名 リタリン、コンサータ)と、非中枢刺激薬の「アトモキセチン」(商品名 ストラテラ)とがあります。 これらの使い分けについてですが、非精神科医ですと、実際に処方するわ...