産業医マニュアル

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「草食系ブラック企業」で育った社員が背伸びして転職した後に待ち受ける悲劇に産業医としてどう対応すべきか【産業医マニュアル】

とにかく仕事が楽で、基本的に定時退社・休日出勤なしといった企業は、いわゆる「ホワイト企業」と言われるところに分類されるように思われがちです。 ですが、そこに落とし穴があり、「上司はろくに管理せず、育てようともしない」ため、スキル・知識...
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産業医として社員との面談を円滑に行うためのちょっとしたコツ【産業医マニュアル】

産業医として多くの社員さんと面談を行ってきましたが、やはり最初は警戒していたり、お互いに距離を感じていたりして、なかなか円滑に話ができないということもあります。 最近では距離の詰め方も慣れてきて、30分~1時間の中で必要なことを聞き出...
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「夜勤前に仮眠を」と考えて睡眠導入剤を内服したがために薬物使用が疑われてしまった社員【産業医マニュアル】

管理職の方から、「部下が薬物を使用していると噂になっている」と相談を受けました。何やら物騒な話だな、と思って聞いていたところ、どうやら「夜勤の際、意識朦朧としていて目つきが怪しかった」「手元が狂っており、タイムカードを差し込むことに手間取っ...
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「社員へのリスペクト」を失った時点で産業医失格だと思う理由【産業医マニュアル】

メンタル疾患を患っておられる社員さんとの面談を行う中で、ついつい「なんでそんなことに悩んでるの」「それぐらいの仕事、わけもなくできるでしょ?」「仕事中、居眠りするなんて…」と思ってしまうこともあります。 特に上司や人事の話を聞いていて...
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産業医面談後に「社員が上司に報告」する際には注意が必要かもしれません【産業医マニュアル】

産業医面談を実施した後、面談を受けた社員が「こんなことを面談で話しあい、就業にあたってのアドバイスをもらいました」と上司に報告をすることがあります。それ報告・相談すること自体はいいのですが、ちょっとそこで注意すべき点があると私としては思って...
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長時間勤務者の面談は「社員の業務内容」を知る絶好の機会です【産業医マニュアル】

長時間勤務者を対象とした面談では、時間外勤務が生じたもしくは慢性的に生じている背景を知って改善を促したり、当該社員の生活・健康状態などを聴取して勤務継続が可能かどうか判定しています。 もちろん、「こっちは忙しいんだよ。暇な産業医先生と...
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「初期研修中に認定産業医の資格取得できる研修が受けられる」病院が実はあります【産業医を目指す医学生にオススメ】

千葉ろうさい病院は初期研修医の受け入れを行っており、そのプログラムを見ておりますと、「研修プログラムにおける産業保健研修修了者は日本医師会認定産業医の資格取得が可能です」と記載されています(研修プログラム | 千葉ろうさい病院)。 2...
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うつ病などのメンタル疾患を抱える社員が上司に病状報告する上で気をつけたいポイント【産業医マニュアル】

「部下をどう扱ったらいいか分からない…」という相談を管理職から受けました。その部下はうつ病で休職したことがあり、復職してからも休むことがあって「対応に困ってしまっている」とのことでした。 よくよく話を聞いたところ、部下から病状報告を受...
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産業医の講習会がオンラインで受講可能に-「日本医師会web研修システム」が5月から稼働予定

日本医師会が、web研修システムを開発中と定例記者会見で明かしたそうです(日医の研修会がweb開催可能に、5月稼働目指す)。5月には稼働開始される予定とのこと。 認定産業医の座学研修なども、このコロナ禍で受講しづらい状況が続いていて、...
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部下の話を聞かない上司は論外、だけど「話を聞くだけ」の上司も害悪だと思う理由【産業医マニュアル】

昨今、管理職を対象に「部下とどう接すればいいのか」といった講習を行っているような企業は多いと思います。そこでラインケアとは何たるものか、という話をしているのではないでしょうか。 そうした講習の中で、「傾聴」が一つのキーワードとなり、「...
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