医師の転職活動における採用面接で、ついつい本音が漏れて、前職のグチを言ってしまうことがあります。「私のせいばかりじゃないのに、患者が減ったことで責められた」「上司が、自分のことを公平に評価してくれない」・・・などなどです。
グチや悪口は、自分の評価を下げるだけです。一方的に前職のこと、上司のことなどを悪く言うのは避け、言いそうになったら話題の方向性を変え、慎重に言葉を選びましょう。
面接の場ですと、最初は緊張もあってそのようなミスも少ないとは思いますが、途中でその場に慣れてきてベラベラと喋り出すようでしたら要注意です。
また、中には「面接後に宴席をご用意しました」なんてところもあります。そうなりますと、お酒の力もあいまって、ついつい本音を口にしてしまう、なんてことにもなりかねません。できる限り、気を引き締めておきましょう。
できることならば、「この後、仕事があります」などと言って宴席を断るか、もしくは終わりの時間を決めて、あまり飲みすぎないようにするといった対処法が有効かもしれませんね。