最近ですと、団塊世代の方々がクレームをつけてくるといったことが、病院などでも見られ始めているそうです。
クレーマーというと、とてもサービス提供側からすると「飲み込めないような要求をしてくる」「謝罪を求め、土下座などの強要をしてくる」などといったイメージがあるかもしれませんが、団塊世代のクレーマーというのは一味違うようです。
「既に始まっているクレーマーの「2025年問題」」に書かれている特徴としては、
・激しい競争社会で身に付けた交渉力を武器に、相手を論破しようとしてくる。
・バイタリティとは裏腹に、鬱屈した感情を抱え込んでいる。
・理想論を振りかざし、長時間にわたって持論を展開する。
・寂しさを埋め合わせるように「説教魔」になる。
といったことがあるそうです。
「長々と話をしてくる」「説教をしてくる」といったことが大きな特徴のようです。ただ、逆に言えば「ご高説ごもっとも」と話を聞いて、対応する職員などがいると解決しやすいのではないでしょうか。
職員の業務を止めさせてしまう、という点で非常に困りものですが、他に有効な対処法はあまりないようにも思います。たびたびクレームをつけてくるようでしたら、法的に対処せざるを得ないでしょうが、まずは「話をとりあえず聞く」という姿勢で臨むと良いのかもしれませんね。